∞ 暁務報告 ∞

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暁(あかつき)によるゴッタ煮ブログ【ぎょーむ・ほーこく】。局地的に広く中途半端に深い(笑)趣味で展開してまいります。

速水御舟-日本画への挑戦-(山種美術館)

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先週21日、ゴダイゴのコンサート(CCレモンホール/渋谷)へ行く前に。お隣の恵比寿駅から徒歩10分なので、立ち寄りにはちょうど良いというわけです。

2時過ぎだったにも関わらず、まあスゴい人出。さすが出来立てだわ速水御舟だわと、アホな私は東京へ行く前に買っちまった玉木くん表紙本3冊抱えながら(^^;)もロッカーはあるやろと思って行ってみたらば……見るからにちょっぴりしかないロッカールームは当然満杯。しかもこの日の東京ってば、やたら快晴で暑い。汗だくなのに革ジャンもロッカーに放り込めず、最悪のコンディション((^^;)いや本3冊は自分が悪いんだけど)での鑑賞となりました。うーん、もうちょっとロッカーあってもいいんじゃない?

さて。
速水御舟がまだ若い頃の『富士』が結構お気に入りでした。細長い巻物のような和紙の隅から隅までを使って富士山両端の裾野までを描いている絵は、上手いとか綺麗とかはもちろんですが、そういうサイズの紙を選んで描いたというのが面白い。
あと楽しみにしていたのがヨーロッパへ行ったときの素描。こういうのは画集とかではなかなか拝めないので、どういう思いで描いたのかと思いつつ眺めるのは楽しゅうございました。

近年発見された「婦女群像」の習作類は大きくて圧倒されました。いやーこれはぜひ完成したものを観たかった。正直、御舟の描く人物って魅力を全く感じなかったので、晩年のこの絵はちょっと面白そうだっただけに残念でした。でも下絵でも迫力あったなあ。

動物絵については、ワタクシ的には断然山口華楊推しなのでパス(笑)。でも重文の「炎舞」はやはり圧巻でした。意外と小さな絵なんですけどね。

さてさて、もうひとつお楽しみがありまして……「墨牡丹」。葉は緑だけれども花が墨で描かれたままというもの。これはぜひ生で拝みたい。
ところが。
ガラスケースの向こう、しかも部屋は暗くてそれでなくても墨色で描かれているだけに見えづらい。そりゃ水墨画だから色褪せるのを怖れているのはわかるけど、それにしたって見えないっすよ……げーっと思った瞬間、周囲の人たちからも「見えない」「暗い」の声が上がる。そうよねぇそうだよねぇ。楽しみにしてただけにこれはとても残念。まあ幸いというか何というか、「桔梗」は比較的よく見えて、実に鮮やかな黄緑色の葉に墨色の花という面白い組み合わせで鑑賞できました。
とはいえ、これが実に綺麗なグリーンだったせいもあり、画集の桔梗の葉が色褪せて見え、しかも前述の「富士」の掲載サイズが小さかったものですから(おいおいおい)、買わずじまい。最近どうも画集については点が辛くて買えないなぁ(^^;)。

次回は東山魁夷。またまた大混雑でしょうねぇ……。
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by gyohm | 2009-11-28 17:28 | アート