∞ 暁務報告 ∞

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暁(あかつき)によるゴッタ煮ブログ【ぎょーむ・ほーこく】。局地的に広く中途半端に深い(笑)趣味で展開してまいります。

砂の器ロケ地ツアー(京都)

ドラマ『砂の器』自体は、いっさいのテロップテロもなく無事放映されてなによりでした。
感想はまたおいおい書くとして(書いたらもれなくゲロ長の悪寒(笑))、今回の玉木宏版にて、強く印象に残ったシーンの舞台となった場所を訪ねるべく、前回、北大阪および神戸のロケ地ツアーへ同行してくれたリア玉友さんともども、京都は嵐山・嵯峨野のもっと奥へと向かってまいりました。



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嵐山への旅を楽しくしてくれる「嵐電」(らんでん)こと、京福電鉄嵐山線の1両電車。
今回はプレーンな紫色ですが、夏には妖怪一色、パープルサンガ満載(サッカーボールにユニフォームまで!)、パトカーぽいパトロールカーまで実にさまざまな趣向をこらした車両デザインで走ってます。表に出てるのは、太秦にある「映画村」のパネル。
ここでも撮影は行われたんですよねぇ…今回は行かなかったけど。


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今回のツアー一番の目的地、愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)。
嵯峨野から清滝へ向かう道の途中にあります。

もともと私は、ここがまだ「五百羅漢像」で知れている頃によく通っていました。一般の人も奉納すればここでマイ羅漢像が彫れるわけで、実にさまざまな表情や形の羅漢さんを拝めます。羅漢さんのことは後ほど触れるとして……ここは、仏師・西村公朝さんが住職をつとめるお寺としても知られており、ご多分にもれず私もこの方の手による仏さんの像や絵に大いに惹かれたひとりでした。若いころ、国宝修理所に就職し、広隆寺の弥勒さんや三十三間堂の千手観音さんの大部分を彼が修理したとのことです。その後得度してここ愛宕念仏寺へ。
今回写真には残していませんが、ご子息の現住職さんから天井絵や最期の作となった「十大弟子像」等を案内していただき、ありがたいことでした。
詳しいことは、ウィキやこちら
ちなみに今はもう、五百じゃなくて千二百羅漢さんだそうで……増えたなぁ!

さて、この手の話をさせてもキリがないので、本来の目的・ロケ地ツアーに話を戻し(笑)。

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上がドラマでのシーン。下が今回訪れ撮影した画像。
片や雪景色、片や雨上がりの晩夏の様子。

件の羅漢さんが登場した瞬間、「愛宕さんや!」と小さく呟いたものの、そこからはもう、玉木くん演じる吉村刑事と、寺の光景に釘付けとなりました。それまでは、犯人への手掛かりを追う刑事たちによるいわば『動』のシーンの連続でしたが、ここで一気に『静』となり、寺の僧に出された遺留品(骨壷含め)に対する真摯な態度と表情に胸打たれます。綺麗に合わされた手の指先に至るまで、実に神経が行き届いている様子が見て取れ、今回の玉木版砂の器で大きな役割を担うものが登場し、それを見てさまざまな想いの交錯に打ちひしがれたようになる彼の姿までの映像が、私にとって今回のドラマの中で最も好きな場面となりました。
ちなみに、右奥に見えるのは、前述の公朝さんによる「ふれ愛観音堂」です。


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ドラマでは、全ての扉が開かれた本堂の中、お賽銭箱前に玉木くんが座っています。

今回は、最初この本堂は全て扉が閉じられてしまっていました。うーん、公開されていないのかと残念に思いつつ帰途につこうとして、その前にやはり少しお話を、と現住職である、公朝さんの息子さんに話しかけてみました。すると、「いつもは扉を開けているけれど、雨だったので閉めていた」とのこと! 急きょ開けていただくことになり、無事、中へ入ることができました。

残念ながら、ドラマのときのように全て開放!というわけにはいかなかったのですが、下の写真の真ん中あたりが、その賽銭箱のあるあたりです。
へっへっへっ、もちろん座りましたともさ~~~!

さて、ここで住職さんからの楽しい逸話を。
ツイでもちらりと書きましたが、ここでの撮影は年明け1月にほぼ1日かけて行われたとのこと。撮影もほぼ終わり、あとは編集に入る前…ぐらいのときとのことでした。だからこそ、なおさら玉木くんの表情もより話の中に入り込めていたんじゃないかと勝手に想像(笑)。
そして撮影時。正座して撮影し、カットがかかるたびに「だぁーっ!」と転がって足を崩していたそうな……(爆)。ああああんなに端正&端整な表情や姿なのに、裏はそれかぃ!(でも楽しい)。

上の写真右上隅に写っているのは「多宝塔」。
こちら側を撮影したのがこの画像。
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羅漢さんはこんな風に、あらゆるところに鎮座ましましています。
ほんと、この羅漢さん群を拝見しているだけでも面白くて飽きません。
もちろん、この羅漢さんにも、いろんな想いが込められているでしょうけどね。

愛宕念仏寺については、こちらで。

***

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さてさて、今回は『宿題』となってしまった、もうひとつのロケ地。
今西刑事と二人で、カウンタにておでんを食べているお店がありました。
最寄駅は……京都市役所前駅?(うーん)
とりあえず、私の前の仕事場のあったすぐすぐ近所でございましたよ…くぅぅ。並びには行きつけのお店があるけど、こちらはスルーしてたんですよ。まさかこんなバリバリ昭和テイストなお店とは……ってまあ、このあたりのどの店も、ザ・昭和!ですが(除・すぐそばのキルフェボン←ヒント(笑))。
お休み(日曜休み)だとわかっていたので、店構えだけでもと思ったら、あまりにも味気ないシャッター下ろし(^^;;; 仕方ないのでメニューだけパチリ。
絶対行くぜ!とリベンジを誓い合った、リア玉友さんと私なのでした。


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最後は、砂の器とは関係なし。でも玉木ファンが京都に来たら必ず訪れる?(笑)ハンバーグのお店。

私たち二人とも、近くにいる割に存外行けなかったので、ようやく念願を果たすことができました。
お手洗いへ行く途中の壁には、玉木くんのサイン色紙が飾られています。ちゃんと件の印鑑もしっかりあるのを、指差し確認(爆)。
それにしても、この店に『大奥』撮影中の、嵐の二宮くんと共に玉木くんが来店したときは、さぞや阿鼻叫喚(違)だったかと。観たかったよ……陰でひっそりこっそりと(笑)。
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by gyohm | 2011-09-20 17:59 | ドラマ