∞ 暁務報告 ∞

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暁(あかつき)によるゴッタ煮ブログ【ぎょーむ・ほーこく】。局地的に広く中途半端に深い(笑)趣味で展開してまいります。

港にて〜ミュシャ展(大阪)

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日没前の様子を愛でつつ、赤ワインをかっくらい中です(笑)。
これを飲み終わったら、大阪でのミュシャ展へ行ってきま〜す。

……で、これを書いているのは翌日です。
まったりと楽しく過ごして来ました。美術館(サントリーミュージアム天保山)隣の海遊館の夜景なんかもパチリとね(^^)。

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ミュシャ展自体はすでに東京で行ってきたので(そのときの「ほーこく」はこちら)、今回はもっぱらおさらい(笑)。
ですが、今日はこの、赤ワインをかっくらう夕日の前にオベンキョーもしてきたのです。千足伸行先生(成城大学)による講演会を聴講してきました。
だいたいはもう、ミュシャ関連の本を読み知る立場からすれば知っている内容ではありましたが、そーんなエラそうなこと言ってても、もちろん本格的に勉強しているわけではないので、いろいろヌケ作はあります。

面白いエピソードとしては、ミュシャを一躍有名にした「ジスモンダ」というポスターのモデルであり、当時のフランスの大女優サラ・ベルナールが、実はジプシーの一行からミュシャを連れて行ったとかいうエピソードがまことしやかに囁かれていたというのは実は初耳で、ほへーと聞いておりました。
また、リヨン駅に「ル・トラン・ブルー」(Le Train Bleu )という、待合室というか喫茶室?があるそうで、ちょっとここらへん、実は「青い列車」という言葉で目が覚めた(おい)ので聞き逃しちゃったんですが、どうやらミュシャが何か関わっていたらしい。いやん、ワタシ的に「青い列車」はいろんな意味で外せないのに、どーして居眠りしてたかなっ!!!(いやそれは良い具合に海遊館ホールが暗く、先生の声も静かで良い子守唄で(ぼかっ☆))でも千足先生が「ぜひ、これは観てください」とおっしゃっていたので、いつか観てみたい……いつだ?(笑)
お、そのレストランのサイトを見つけました。でもミュシャのことが出てるのかどーかは不明→こちら

……質問すれば良かったなぁ(でも質問するともれなく「居眠り」がバレるからしなかったけど(^^;))。
いや、実は講演会の後、質問しに行ったのです。でも「青い列車」のことじゃなくて(笑)、ミュシャの絵に多く描かれる「円」というか「丸」というか「サークル」について。
これって、何か以前にどこかTV番組で、チェコというかスラヴの民族主義を表すと言っていたように思うのですが、先生は「諸説あります」と言って結論づけなかった。デザイン的に見ても円は美しく、仏像あるいはキリスト像の光背というか後光のような効果を与えるし、あるいは今回の講演会では触れませんでしたが、とミュシャのフリーメーソン話にも触れた。そうそう、そーだった。ミュシャってフリーメーソンに所属してたんでした。それの何か記号というか符合というかを表したりということもあったかも。
ま、いろいろ後付けしたくなるのはヒトの悪いクセで、ご多分にもれず私も、あーでもないこーでもないと考えてみたりするのでした(それが楽しかったりするんですが)。

私の超大好物(笑)「スラヴ叙事詩」について先生も高く評価し、ミュシャというとアール・ヌーボーで片付けてはいけないという言葉に力強く目一杯頷く私でした。ミュシャを軽んじていたらしいチェコでもようやくその偉大さ(あるいは観光客へのドル箱っぷり(おい))に気づいて、美術館を建てたらしいです……遅いわっ。
スラヴ叙事詩自体はまだプラハから離れたお城に全20点、あるらしいですが、ああ……それこそ、いつか行って全部ナマで拝みたいです。さぞや圧倒されてしまうことでしょうよ。

***

で、久しぶりに知的なこと(笑)に頭を使ったので、お腹が減り(おい)、美術館内のレストランで赤ワインとスパゲティをうまうまと食した後、ミュシャ展へ赴いたのでした。

鑑賞のための境界線を越え、ズカズカ入り込んでは、絵のギリギリのところまで指をさして喋りこむ、おバカなおねーさん方がウザいこと(以前、東京で一緒に行ったお友だちがちょっとだけ指をさしたぐらいで、学芸員のヒトが飛んできて怒られたこともあったんだけど、ここの学芸員のヒトは呑気だった)以外は、それほど混雑もなく(ちょっと拍子抜けするぐらい。週末の夕方だから?)ゆったりと観て回れました。

また、こちらには最近すっかり美術館の定番ぽい「音声ガイド」のサービスはなくて、1時間毎に一度、学芸員さんからの見どころ説明があります。それはそれは滑らかな口調で綺麗なおねーさんが喋ってくれて、いささか音声ガイドに振り回されがちな状況(説明のあるものだけを懸命に観て、あとは通り過ぎちゃうとか、鑑賞しての自分の感想というものがまるでなくなるような状況のこと)に陥るよりはずっと良いかも、と思いました。

そしてミュシャといえば、アール・ヌーボー、ベル・エポックの華!(言ってるじゃんか(笑)>ワタシ)グッズがいっぱい!です。d0063216_2052556.jpgパッケージが美しいミュシャ絵の、サントリーミュージアム限定(!)のチョコケーキを見て、思わず某御大のフェスタとかで売られていた守護聖様パッケージのチョコケーキがよみがえるワタシでした(おみやげでもらって嬉しかったけど(笑))。で、嗤いながら(笑い、ではない)何故か買ってしまう悲しい性(^^;)。

そして…………
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あ、こんなところにラムネが10個!(違)
ラムネにダイヤモンドは付いておりませんでしたわ(笑)。
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by gyohm | 2005-12-10 16:30 | アート