∞ 暁務報告 ∞

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暁(あかつき)によるゴッタ煮ブログ【ぎょーむ・ほーこく】。局地的に広く中途半端に深い(笑)趣味で展開してまいります。

手塚治虫よもやま

久しぶりに宝塚へ行ってきました。

でも今日の目的は歌劇の方じゃなくて、手塚治虫記念館。前々から11月3日過ぎには一度行ってみないと、と思っていた場所でした。その日は手塚治虫の生誕80周年であり、玉木くんの主演映画『MW−ムウ−』はその記念年に制作された作品でもあるからです……というのももちろんですが、まあやっぱり手塚治虫って阪急宝塚線沿線住民としては外せないよなぁ。お住まいは宝塚で、学校は池田(大阪教育大附属池田小学校)だし。越路吹雪ファンでもある私にとっては、宝塚歌劇の雑誌表紙に越路吹雪のイラストを手塚治虫が描いたということひとつとっても縁のある事柄です。

しかし、歌劇以外で宝塚へ行くっていうのは滅多にないので、まあ一応お約束(笑)で大劇場に寄って、ちょっとタカラヅカグッズをなめて(ひやかすだけで買ってない(笑))当日券なんてあるのかなーってプレイガイドを見てみるとあったりして(^_^;アチャ〜。
一瞬グラッと気持ちが揺らいだものの、今日の主目的は手塚治虫記念館!と思い返して目的地へ(^_^;

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1階の常設展示はもう何度も観たので2階の企画展へ。
現在の展示は、「手塚治虫の5つの刻(とき)第3回『2008 新たなる世界へ』」ということで向かったところ……うぉぉ、いきなり出ました、映画『MW』の撮影で使用されたグッズや台本等のブツや、撮影ショットの展示ががが!しかも件の特報の動画もガンガン流れてますですよ!

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グッズ展示では、実際に主人公で殺人鬼である結城を演じた玉木くんが着用していた黒のタンクトップやジャケット、パンツとベルト、靴まで展示されていました。タンクトップのタグには「KOOKS」とあり、サイズは2……あれ、ネットで調べてみたらヒットするのって「クークス&チェリカ」?女物?ありゃーそういえば玉木くん、どこだったかのインタビューで女物着れたみたいなこと言ってたけど、もしやこれか???(^_^;まあ結城役やってたときって思い切り体を絞ってたと思うからありえるかなぁ(撮影は禁じられていたのでささっとメモってきただけのためイマイチ自信なし)……靴はデカかったけど(^_^;。
他に、台本(以前の公式サイトに表示されてた地球の地平線ぽい画像)と、MWの容器。原作の方はもっとガスボンベしてますが、こちらにあるのは、大きめのカプセルって感じかなぁ。
写真の方はほとんどすでに映画専門誌等で紹介されているものでしたが、それに加えいくつか目新しいものもありました。ビル?のフェンスから手錠だったか鎖だったかで人をぶらさげて、それはもう思い切りドS丸出しの表情の結城がとくに印象的。えっと今朝、読売新聞朝刊に全面広告で「おれはコレで、カンタンひとり鍋」とにっこり笑顔で永谷園松茸の味お吸いものを宣伝してたのと同じ人に見えましぇん(>_<;こ、コワイよママン!恐い顔は目鼻口が大きいから結構際立つだろうなとは思いましたが、これほどとは……ええいもういいから早く上映しろよっ!(爆)
上映しろよっと叫んでもどうしようもないんで、件の特報動画を何度も拝んでおりました。ネットでのちっちゃい画面じゃなくて、まーーー12インチ?ぐらいの画面いっぱいのものではありましたが、それでも大きめの結城や賀来神父を観られて嬉しゅうございました。しかもずっと流れてるの。思ったより場所も広いし数も多い。えーいいなぁこれ。お近くの玉木ファンはぜひ行ってみてほしいっす。『MW』原作初版?の表紙も同じ階の展示場で観ることができるし、本自体も蔵書前のベンチで座ってゆっくり鑑賞できますし。
あと、手塚治虫ファンクラブの会報も閲覧できます。映画『MW』のことも紹介されていました。

ちなみに私は『MW』についてはもう、玉木くんの画像帯付き文庫版を持ってるので、もっぱら『リボンの騎士』を読んでおりました……うわこれやっぱりアニメの方が好きだ(^_^;漫画版でのサファイアやフランツの危機の巻き込まれっぷりがまるでメンフィスキャロルだ(おい)。
※『王家の紋章』のことです……って説明しなくてもわかるよね(笑)。

他に手塚作品とさまざまなコラボレーションを試みたアーティストによる作品が展示されています。笑ったのはやわらか戦車のアトム版。このアトム、めっちゃ態度悪い(爆)。ハイジャックされた旅客機の乗客たちを助けるはずが……の展開に思い切り噴きました。他にカッコいいのや渋いのや可愛いのや……入場券500円だけど阪急スタシアカード持ってるんで(笑)50円引きの450円でかなり楽しめました。

***

生誕80周年記念ということで、東京でもさまざまなイベントが催されていたようですが、まあそこまでは行けないので、ときどき愛読誌(笑)の『芸術新潮』11月号の「特集 生誕80周年記念 手塚治虫を知るためのQ&A100」を買いました。出てる写真がかなり手塚治虫記念館の常設展示のものと同じですが、この雑誌は、毎度のことながら写真が綺麗なことと、コメント等のテキストが読ませてくれるので、お値段は高くつくもののヘタな図録よりずっと中身が堪能できます。
『MW』のことは残念ながらほとんど触れられていませんが、中に綴じられた「手塚治虫キャラクター名鑑100」の中にはきっちりラブラブモード(^_^;の結城と賀来神父のイラストが出ています(見た瞬間、よりによってコレかよ!とツッコミ入れた(^_^;))。「来年実写映画化で公開予定」というのが唯一の表示かな。
ワタシ的には、手塚治虫の実娘手塚るみ子さんに「訴えます!!」「ライオンキングは許せても、田中圭一は許せません!」とその著作本の帯で言わしめた田中圭一さんのページがあっただけでかなりウケましたが(大笑)。手塚タッチと水島(新司)タッチの違いとか、面白かったっすよ。
※『最低漫画全集 神罰』(田中圭一/イースト・プレス)をご参照ください。
 でもマジでお下劣です……誉めてます(爆)。

***

手塚治虫作品に話を戻すと。
実際、まともに漫画で読んだのは……ないや(^_^;あえて言えば、『ブラックジャック』ぐらいでしょうか。それも、一時『ドカベン』に爆裂にハマったとき(私は大の殿馬ファン)、週刊少年チャンピオンを愛読していましたがそこにBJも連載してたから、って程度でしょうか……いやもちろんすごく面白かったからドカベン同様楽しみにしていました……長じてBJのパロディ同人誌を買い集めるようになったという微妙に曲がっちゃったファンとなり果てましたが(^_^;

その点、アニメではいろいろお世話になりました。
御多分に漏れず、はやっぱり『リボンの騎士』でしょうか。だから『ベルばら』にしっくりはまったと思いますが、これは前述どおり手塚治虫が宝塚に住んでいて歌劇からも大いに影響を受けたからということに繋がっているわけですから……因果は巡る糸車(違)。
最終回をイマイチ拝めなかった?『W3』も大好きな作品です。文句タラタラ言いながらも地球を守ってくれる三人?三匹?(笑)が良かった。メルモちゃんも可愛かったけど、おいらは断然W3だなー。
ゴダイゴファンという観点からいけば、日テレ24時間テレビの『海底超特急マリンエクスプレス』。テーマ曲は作詞が奈良橋陽子さんで作曲は大野雄二さん。ドラムのトミー・スナイダーが歌ってます。今年の東京国際映画祭で上映されたようですが、評判はどうだったのかな?
『MW』の如く、黒くてエロい(^_^;のは、手塚治虫というより虫プロによるものなのでこの流れで語ってよいものかどうかわかりませんが……『哀しみのベラドンナ』ですかね。出たときはまだ子どもで拝めなかったけれど、これまた長じてDVD発売のおかげで、しっかり鑑賞することができるようになって良かった作品です。
「悪いことがしたい…」と囁くようにのたまう長山藍子さんの声はとても艶っぽくて印象深い。映像も今観ても実に美しくて素晴らしいものだと思います。
これを知っていたので、『MW』原作を読んだときもさほど引くことはありませんでした。もっとも、真っ正面から同性愛を描いていたのには確かに驚きましたけど。

そうそう。auやソフトバンクは知りませんが、ドコモi-menu下から、手塚治虫生誕80周年記念ということで、「まんがの虫DX」で漫画を試し読みができる中に『MW』もあります。10話までだから、続き読ませろ、ゴラァ!ってこと請け合い(^_^;ですが、カラーでセリフやコマに動きがあって(むろん静止画ですが)なかなか楽しめます。どんなんや?って思われた方はお試しにどうでしょう?

まあそんなこんなで、生誕80周年というか……手塚治虫さんが亡くなってもうすぐ20年(1989年2月9日)。いまだにこうしていろいろ楽しませてもらっているわけです。
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by gyohm | 2008-11-15 22:51 | よもやま