∞ 暁務報告 ∞

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暁(あかつき)によるゴッタ煮ブログ【ぎょーむ・ほーこく】。局地的に広く中途半端に深い(笑)趣味で展開してまいります。

カテゴリ:アート( 22 )

長らくのリニューアル工事を経て、大好きな東京都庭園美術館が復活(^_^)
東京在住時には結構訪ねた場所です。
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なんとか保っていた空から、とうとう結構な雨が降り出し、あまり撮影しきれないままなのが残念。
平日なら中も撮影できたのですが~(^_^;

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クリスマスが近いこともあり、門扉近くのミュージアムショップ前にはクリスマスツリーが。

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クリスマスリースと門扉の素敵デザインを撮影したつもりが、あらあら、赤いコーンまで写ってた(^_^;
ちと残念~~(^_^;
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by gyohm | 2014-12-21 17:45 | アート
標記、大阪歴史博物館でやると聞き、ロンギヌスの槍スキーのワタクシ的に外すこともできず(笑)行くことに。

ただ、「大阪歴史博物館……て、どこ?」(おい)
調べてみたら、なんとNHK大阪の建物に併設?されているようなかたち? 何度か行ったのに全然覚えてなくて申し訳ない(^_^;

最近、よほど混まない限り、割と音声ガイドを利用するようにしています。前は問答無用で図録を買っていましたが、この頃は買わないことも多々あり(置き場所逼迫。あるいは図録の印刷状況に耐えきれず(^_^;
なので、その場で説明を聞くようにしています……あとは音声担当のお声の楽しみすかね(笑)今回はミサトこと三石琴乃さんが「サービス、サービスぅ!」してくれました。

NHK大阪フロア奥に見えてきますよ~
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何はともあれ、ロンギヌスの槍を! 全長332cm。
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このように、展示物は撮影自由なのです(アニメ設定画以外)。
訪れた皆さん、熱心にぱしゃぱしゃ撮影していましたが、もうキリないし今回は図録買う気満々でしたので、私はネチネチとロンギヌスの槍を(笑)。


うねり具合がたまりません!
槍の素材は「ダマスカス鋼材」という、複数の金属をパイ生地のように積み重ねた素材だそうです。
「ダマスカスソード」ってあったあった!
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グリップ(とテニスやってたもんで、そういう言い方してしまいます(^_^;)もとい柄の巻き具合も美しい。
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製作工程の動画もあったので観ていたのですが、ここをグリグリと曲げていくシーンは圧巻でした。

少し前から。ガラス越しは難しいなぁ。
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設計図。和紙?にみっしりと文字が。
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他の展示についても一応。
右が「ビゼンオサフネ」、柄の紐の巻き具合が美しかったですよ。
左は「弐号機F型用ATF曲刀」。個人的には、ロンギヌスの槍以外ではこれが結構お気に入りでした。筑紫薙刀のイメージで作られているそうです。短い薙刀なのね。
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少しですが刀以外の展示物も。これは「ヱヴァンゲリオン初号機型 兜」。
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やっとエヴァ登場(笑)。
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会場を出たあとの1階フロアから見上げたところにある幕。
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グッズも楽しみにして行ったのですが、ネームを刀匠の方が彫ってくれるサービスは時間がかかりそうだったのでパスして他のを見に行くとちょっと残念な感じで(^^;結局、図録のみとなりました。ロンギヌスの槍の試作制作の工程が詳しく出ていてツボだったので良しとします(・∀・)。
でも本当はロンギヌスの槍・ミニチュア版ぐらいは欲しかったな~まあ扱いが難しいでしょうけどね。
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by gyohm | 2013-07-14 23:54 | アート

特撮博物館

先週、義朝さまの大鎧観に行くのとくっつけて行ってきました。
巡回は望むべくもなく(展示品の状況観て、そうだよねと納得(笑))行くことにしたものの、これはもう細かく観ていくとどんなに時間があっても足りるはずもないので、もうざくざくざくとおおざっぱに眺めてまいりました。
それでもほんと、面白かったよ!

会場の東京都現代美術館はちょいと遠い。
東京在住時に2回は間違いなく行ったはずだけど(映画『イノセンス』絡みの球体関節人形美術展)、清澄白河駅ってどこ?てなもんです(^_^;でも会場自体は広くてお気に入りの展示会場です。

まずは駅を出て美術館までの道すがら。
「かかし展」?なるものをやっていましたので、その作品群をいくつか。
街ぐるみで現代美術の展覧会やってますネ(^_-)-☆
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道の途中で掲示されていた巨神兵のポスター。
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かかしになっても、マツコさんはやっぱインパクトありました(笑)。


美術館玄関。
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ここから別世界が始まります。
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展示物自体はもちろん撮影不可なのですが、会場で上映されている短編映画『巨神兵、東京に現わる』で実際に使われた現場を再現したスタジオは撮影し放題でウハウハしておりました。それどころかもっと中に入って撮影できるんですが、なにぶんにも長蛇の列。そこは諦め、上っ面だけですが楽しんで撮影してきました。
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お気に入りのショット……というより角度(笑)、等身大?樋口真嗣監督が指さす、ぐにゃりと曲がった東京タワー(やっぱまだスカイツリーじゃないんですよね(笑))
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大都会のど真ん中、前進する戦車……模型なんだぜ?(^_^;
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実際にはこんな「東宝」と書かれた台の上に乗っかってます。
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有名どころのサインがいっぱいに違いない看板(イマイチわかってなくてスミマセン)
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戦利品。
図録と、エヴァンゲリオンなメモ(使徒デザインに弱い)、そしてお約束なカプセルフィギュア。
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海洋堂によるヴィネットフィギュア。
相変わらずエエ仕事してはりますなぁ(しみじみ)。蓄光版は一発目でゲット。レアらしいです(・∀・)
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展示物自体は泣きが入りそうなほど多岐にわたりあり、本当にすさまじい数でした。
ワタシ的にウケたのは、アイアンキングのマスクでしたね。おおお残ってたのか~てなもんで(笑)。

公式サイトはこちら→館長庵野秀明 特撮博物館
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by gyohm | 2012-09-09 15:16 | アート

HIROSHI TAMAKI art tour

英語で言うとカッコイイ!(おい)

てなわけで、玉木宏関連のイベ2つ重なった日を見計らい、エイヤ!と行ってきました、東京・銀座&渋谷。

当初は10時OPENの渋谷パルコ内パルコミュージアムで行われる BE@RBRICK WORLD WIDE TOUR 2 へ行く予定だったものの、なんと当日は朝からどしゃ降りort しかも長蛇の列とかいう情報を得て銀座へまわることに。

だがしかし(^^;)

渋谷10時は把握していたけど、うっかり銀座のTASAKIの方は11時からというのを失念していました。
しかも、映画『山本五十六』のフライヤーやらもろもろゲット&時間つぶしも兼ねられるだろうと思って行った丸の内東映が、まさかのチケチェックしてからの入場形式だなんて思いも寄らず。なんやそれ状態でとりあえず三越へ飛び込み。デパートは開いてて良かった10時♪なので助かりましたが、はてさてー。11時までの間、お茶でも……と思ったけれど、早朝出たので、むしろお腹が空きました。私はいわゆる展覧会というものへ行くと、それなりにねっちり観るタイプなので、この空きっ腹で行くのは心許ないから先に何か食べて行こうかと思いながらもこの雨の中、ちょろちょろ動き回る気にもなれず、結局やっぱり11時を待ち、デパート上のレストラン街で食事してから向かいました。

▼TASAKI Timeless Message Photo Gallery~玉木宏が撮り下ろしたダイヤモンドを巡る旅の記憶
TASAKIのお店に入るのは初めて……お隣の鳩居堂は結構行ってましたが(笑)。
さて案内されて地下に降りていくと最初に、写真撮影をしている玉木くんの様子が写し出された画像がずらりと並んでいます。こちらのカメラマンさん(TASAKIの専属さんですかね)、玉木くんの実にいい表情を見事に撮ってくれています。
(これで写真集出してほしい、マジで(笑))
そこを抜けると、一気にアフリカ・ボツワナの木々。室内の柱に木の写真を巻き付けるようにして展示されていて、面白い工夫がなされています。私はその中の、鬱蒼とした木々の葉に覆われた中、光の形をして日がこちらへ差し込んでくる写真が好きでした。
あちらこちらで紹介されていた、ダイヤモンドのかたちをしたモノクロの写真群は圧巻。近くに寄って用意されたルーペで観たり、離れてダイヤの形を楽しんだり。それにしてもよくあのカットのラインあたり、写真の黒の部分を上手く集めたものです。
玉木くんの写真群の中では、たぶん前々からのお得意というかよく好んで撮っているであろうモチーフの空の写真が素晴らしい。あの色になるのを待って、2泊5日という強行軍の中、撮影したんだろうなぁと感心しきり。まあファンだからこそ知っているエピソードではあるけれど、その裏ネタ(笑)を知らなくてもあの空の写真群は見入る魅力があると思います。

ダイヤモンドの形をした写真の横で、ダイヤ原石がカットされていく工程の説明コーナーがあり、今回の展覧会の発表で実際に展示されたり玉木くんが身につけていたりしたものの展示を4階で行っている旨案内を受けて会場を後に。
もともと宝石を観るのは大好きなので、4階から1階まで、結構じっくり眺めてきました。

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#地下鉄銀座駅に貼られたポスター
コソコソ撮影したのでドアップ過ぎてイマイチ場所の雰囲気なし(^^;)


TASAKIを出た頃には雨もあがり、2時間待ちとかいう話をツイで眺めつつ、私の場合は「また明日」というわけにもいかないので、渋谷へ向かいました。
BE@RBRICK WORLD WIDE TOUR 2 略してBWWT2の会場がある渋谷パルコに来てみると、なるほど階段の方に列がのびている。ただし私が来た頃にはかなり進んでいて1時間程度の待ちとのことでした(でも40分ぐらいで入場できた)。
それというのも、3人ずつ入場させているからであり、その理由がまた、入口の超弩級どでかい(!)ベアブリック(1000%らしいっす(笑))の出迎えてくれた先にある……ショップ! さすが! まずは買い物、というわけ(爆)
でも実際、並んでる人の何人もが大きな紙袋を抱えている。もちろん中はBWWT2関連のお買い物であることは明白。1回入場時、記念グッズについては各自1アイテム1個、1レジのみ、という制限があるため、記念グッズで複数個欲しい場合はまた入場するしかない。というわけで、いかにも次2回目です3回目だよ、な猛者がごろごろしてます(^^;)。女子よりなんとな~くアキバ系のヲタク男子が多かったのも、ちょいと驚きましたが、まあこちとらもラジ館の海洋堂とかボークスとかへちょこちょこ通っていたクチだから、客ウォッチはこのへんで(笑)。

基本、玉木イベは単独行動ですが(リア玉友Oさんとは、ほとんど休みが合わない)、なんと、学習院の学園祭トークショーでお隣席だった方が私の後ろに並ぶという偶然。せっかくなので、会場内はご一緒することに。


▼BE@RBRICK WORLD WIDE TOUR 2

まずショップで、BWWT2記念にツアーブックを、あとはバースデーのベアブリック。実際にブツを見ると、か~な~り~可愛い! 自分の誕生月分と、大好きな色の赤い子を……あら1月だ、なるほどガーネットだもんね……1月14日ね(ニヤリ)。どうやら1月の赤ベアはよくお買い上げされてるようですよ(笑)。
そして会場には70名からなるアーティストによるベアブリックがずらり!実に壮観。でも会場自体がそれほど広いわけでもなく、通路が狭い中、気をつけないとうっかり引っかけて転がしてしまいそう(^^;)
ディズニーとかサンリオとかもろもろ有名どころの勢揃いな中に、いましたいました、黒くて、デニムのライダース着てるかわいいヤツ(^_^) 本体の黒がこっくりした質感で良い感じ、またスタッズ散りばめたライダースジャンパーの出来がまた良すぎる!このジャンパー、ひと用で売ってくれっ思いましたよ、ほんと(笑)。スタッズいくつあるかなと数えて11個とか思ったけど、後で他の玉木ファンの方が書かれているのが10個とか。ツアーブックで見返してみると、どうも10個らしい……うーん二人で数えていたのに何故11個と認識?(^^;)
そして圧巻の手書きリストバンド…っていうべき?ペイントは細かくてステキ。可能なら、もっと見たかったけれど、この黒と紺のところにスパイス代わりにちょろっとあるのがキュートなのかもしれない。しかし今年のタマクラ年賀状でのウサギで感動したけど、ほんとに玉木くんは絵が上手い。

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#ツアーブックに掲載された作品&玉木くん
偶然だとは思うけれど、妙にお揃な色合い(笑)


さて他アーティストの作品ももちろんガッツリ楽しみました。できれば素体を展示してほしかったと思いましたが(私がベアブリックというものを知ってからまだ間がないからかもしれませんが)。
その素体をもとにデコられた(おい)ベアブリックたちの中で、私の目をひいたのは、秋葉舞子さんによるサビ加工?の施されたものでした。もしもベアブリックが鉄製だったら、ほんとこうやって朽ちていくけれどこうして残っていくんだろうなぁと思わせてくれるものでした。

玉木くんを通じて知ったベアブリックですが(彼のライブツアーでグッズとしてオリジナルのベアブリックが頒布されている)、実に面白い展覧会でした。パルコがないせいで大阪はスルーですが(心斎橋にあったのはずいぶん前……)、各地巡回があるようですので、お近くの方はぜひぜひ!

***

せっかく渋谷まで来たからには、ぜひNHKのスタジオパークにも足を運びたかったけれど、久しぶりに展覧会2つ、ハシゴして歩き回ったせいかドッと疲れが(^^;)。義朝さまご登場はなさそうな感じだったのもあり、今回はパス。でもまたぜひ行ってみたいと思います。
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by gyohm | 2011-12-04 23:10 | アート

逸翁の棲家

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先週22日オープンの小林一三記念館。
私にとっては懐かしい、旧・逸翁美術館です。
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by gyohm | 2010-04-29 13:44 | アート
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先週21日、ゴダイゴのコンサート(CCレモンホール/渋谷)へ行く前に。お隣の恵比寿駅から徒歩10分なので、立ち寄りにはちょうど良いというわけです。

2時過ぎだったにも関わらず、まあスゴい人出。さすが出来立てだわ速水御舟だわと、アホな私は東京へ行く前に買っちまった玉木くん表紙本3冊抱えながら(^^;)もロッカーはあるやろと思って行ってみたらば……見るからにちょっぴりしかないロッカールームは当然満杯。しかもこの日の東京ってば、やたら快晴で暑い。汗だくなのに革ジャンもロッカーに放り込めず、最悪のコンディション((^^;)いや本3冊は自分が悪いんだけど)での鑑賞となりました。うーん、もうちょっとロッカーあってもいいんじゃない?

さて。
速水御舟がまだ若い頃の『富士』が結構お気に入りでした。細長い巻物のような和紙の隅から隅までを使って富士山両端の裾野までを描いている絵は、上手いとか綺麗とかはもちろんですが、そういうサイズの紙を選んで描いたというのが面白い。
あと楽しみにしていたのがヨーロッパへ行ったときの素描。こういうのは画集とかではなかなか拝めないので、どういう思いで描いたのかと思いつつ眺めるのは楽しゅうございました。

近年発見された「婦女群像」の習作類は大きくて圧倒されました。いやーこれはぜひ完成したものを観たかった。正直、御舟の描く人物って魅力を全く感じなかったので、晩年のこの絵はちょっと面白そうだっただけに残念でした。でも下絵でも迫力あったなあ。

動物絵については、ワタクシ的には断然山口華楊推しなのでパス(笑)。でも重文の「炎舞」はやはり圧巻でした。意外と小さな絵なんですけどね。

さてさて、もうひとつお楽しみがありまして……「墨牡丹」。葉は緑だけれども花が墨で描かれたままというもの。これはぜひ生で拝みたい。
ところが。
ガラスケースの向こう、しかも部屋は暗くてそれでなくても墨色で描かれているだけに見えづらい。そりゃ水墨画だから色褪せるのを怖れているのはわかるけど、それにしたって見えないっすよ……げーっと思った瞬間、周囲の人たちからも「見えない」「暗い」の声が上がる。そうよねぇそうだよねぇ。楽しみにしてただけにこれはとても残念。まあ幸いというか何というか、「桔梗」は比較的よく見えて、実に鮮やかな黄緑色の葉に墨色の花という面白い組み合わせで鑑賞できました。
とはいえ、これが実に綺麗なグリーンだったせいもあり、画集の桔梗の葉が色褪せて見え、しかも前述の「富士」の掲載サイズが小さかったものですから(おいおいおい)、買わずじまい。最近どうも画集については点が辛くて買えないなぁ(^^;)。

次回は東山魁夷。またまた大混雑でしょうねぇ……。
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by gyohm | 2009-11-28 17:28 | アート
初心者向け美術書シリーズのひとつ(発行:東京美術)。ミュシャとモリスについて買いました。

この手の本は最近本当によく出ていて、見かけるたびにとりあえずチェックは入れますよ、とくにミュシャ本は。なんてたって、ミュシャ好きですからねー(^_^)
でもミュシャ好きだからって言っても、私の本当に好きなミュシャの作品はおもにチェコに帰った後の油絵群なので、アール・ヌーヴォーの寵児たるミュシャという人と為りの紹介には地味というか面白味がないらしく、こういう類の本ではとっても扱いが良くないわけです。そりゃ件の凝った装飾に彩られた女性絵だって素敵で、大好きなんですけど(もともと、それに惹かれて観るようになったのだし)、前々からここでちょこちょここぼしているように、私の一番のお気に入りは晩年に描かれた超・大作群の『スラヴ叙事詩』のシリーズです。

ずっと前に、ミュシャ展でシリーズのうちの2作だかをナマで観て以来、それこそ「ハートわしづかみ!」(爆)なわけで、20作ある全作品をぜひ拝みにチェコまで行きたいとさえ思うようになりました……が、そうそう行けるモンじゃない(^^;)それに、このスラヴ叙事詩シリーズ自体、首都のプラハにあるわけではなく、離れたお城(モラフスキー・クルムロフ城)に行くしかないということで、プラハすら行けるものでもない私にとっては夢のまた夢。もっとも今はプラハにミュシャ美術館ができたそうですから、ここに収蔵されてもいいはずなんですが、なんせデカい(約6m×8m)のが20枚!そりゃ確かに置き場所には困るでしょうて……困るでしょうけど、何とかまとめてくれよ!と願うばかり。無事美術館に所蔵されるようになれば、やがて美術書も出るでしょうし、全作をせめて図録等できれいに拝めることもできるでしょう、とまあ、スラヴ叙事詩ファン(笑)としては切なる願いを持っているわけです。
それと言うのも、いくつかの図録で掲載はされているものの、前述のとおりきらびやかなパリでの活躍から一転、民族主義に走ったミュシャの最たる作品群だけに紹介ページも少なく、うまく全作掲載があったとしても、解説ページあたりのモノクロだったりして、私の望むようなものがちっとも拝めない。
……以上のことから、次から次へと出版される「ミュシャ本」について、私がちょいナナメに見てしまうようになったとて勘弁してもらいたいってもんです(^^;)

んが(またかよ(笑))。

この標題の本、新刊ということで平積みされていまして、いつもの如くチェックすべく私は後ろの方から(スラヴ叙事詩は晩年の作品なので)見ていくと、なるほど紹介ページがありました。カラーでなかなか発色も綺麗です。この手の本にありがちな、やたらめったらテキストと画像を詰め込んで、ギュウギュウとしたレイアウトでもなくスッキリとしています。ふと中タイトルを見ると、ミュシャの年齢を追って作品を紹介している様子。それは結構珍しいかな、と思いつつペラペラとスラヴ叙事詩あたりをめくっていくと……B5版1ページにだいたいは2作、あるいは1作まるまるカラーでの掲載と、解説が少し。あれ、結構いいかも…でもまあ20作中の5作もカラーで出てたら御の字だよね、と相変わらずのナナメっぷりでページをめくっていけどもいけども……出てるんですよ、一連の作品群が!

このとき、我ながらオモロイことに、関西人風に言うと腕に「さぶいぼ」出てました(爆。いわゆる「肌が粟立つ」というか「鳥肌が立つ」ていうか)。
いやマジで(^^;)。
「もしかして(喜)」「いやまさか(疑)」の両方が交差しつつ数を数えながらなおもページをめくって、とうとう20作!コンプリ!!!

「えええええ~~~~~っ!」
いや、書店内だから声は出さなかったけど、ほんとに驚いた。驚いて思わず誰やこの本の監修者はっ!と思って改めて見てみると千足伸行さん(監修者じゃなくて著者、でした)。うわ、思い切りメジャーな人やなとツッコミ入れつつ、この方の前書きを読んでみたところ、納得。
以下、引用。

「アール・ヌーヴォーの画家、デザイナーとしてのミュシャについてはすでに多くが語られているが、本書ではミュシャの民族主義、祖国愛にも多くのページを割いた。日本ではおそらく初めて、《スラヴ叙事詩》の20点すべてをカラーで紹介するのも、"もう一人のミュシャ"を知ってもらいたいとの思いからである」

……ありがとうありがとう!!
レジ直行でした(^^;)嬉しかった~。

ちなみに、少し前には『ユリイカ』(青土社)のミュシャ特集号を買いました。
……当然ながら文字ばっかりで、ユリイカのミュシャ特集、買うたわ!という満足感だけで終わってマス(おい)。いや、いいんだ、ユリイカはそれで(ナニが(爆))。
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by gyohm | 2009-11-01 17:13 | アート

逸翁美術館

逸翁美術館は、阪急電鉄をはじめとした阪急東宝グループの創始者・小林一三氏の蒐集品を展示する美術館です。
確か今日10月4日が再開、新館としてオープンでしたが、私はその前週の阪急沿線住民無料開放日に行ってきました。

これまた、先にエントリした山種美術館じゃないけど、私にとってはいわくつきの美術館です。
それと言うのもここ、もともとは小林氏こと逸翁(雅号)の自邸で、外観は洋館、中は和洋折衷という私の大好物建築物のひとつであり、東京での転勤を終えてこちら(関西)に帰ってきたとき、いの一番で行くぜ!と思っていた美術館です。

んが(こればっかり(笑))。

さすがに美術館としてキープするのが難しくなったのかもしれませんね……よりによって、私が帰ってきた頃、美術館としては移転・新館オープンすべく休館しちゃったわけです(とほほ)。
お預けを喰らったわんこのように、ときどきスタッフさんの書いてるお引っ越しブログをチェックしつつ、完成を楽しみに待っていました。

いざ訪れると、建物や庭などゆったりとした造りながら、肝心の展示室は残念ながら小さく、旧・逸翁美術館大スキーな私としては、ぶっちゃけ前の建物を使ったままのときの方が、その背景含め断然良かったと思っていますが……ていうか、やっぱり建物の方が好きだったか?(笑)

さて、展示物ですが。
与謝蕪村やそれこそ地元・池田の酒の名の由来たる呉春などの名画も収蔵していますが、なんと言ってもこの美術館の真骨頂は茶道具。もちろん正統派の由緒正しいものもあれば、セーブルとかガレ、ウェッジウッドなどの西洋の器に合う蓋をこさえての棗なんて、とても洒落てて粋です。ハイカラ逸翁さん(笑)、和と洋を上手く取り込んで自分流にしていくところが、あの私の大好きな建物にも相通じるものがあるのかもしれません。
ちなみに母が超・地元民(笑)なので、まだ子どもの頃、逸翁さんともちょこちょこ話したことがあるそうです。母曰く「小柄な、ええ(人の良い)おじいちゃんやった」だそうで(^_^)。

あの懐かしいお屋敷は、小林一三記念館?だかで2010年に再びお目見えできるようですが、詳細未定とかいうことですから、どうやらまだまだお預け、のようです……ウーワンワン!(笑)。
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by gyohm | 2009-11-01 16:13 | アート

山種美術館と速水御舟

高校時代、芸術系の授業は3つの選択肢(美術・音楽・書道)に分かれ、美術を選んだのですが、その頃はやたら印象派の美術展が多く開かれ、ご多分に漏れず私ももっぱらそちらの画家絵を熱心に観にいってました。

でも、さまざまな絵に触れるうち、日本画にもはまり始め、わざわざ鑑賞しに、ちょいと遠い滋賀県立近代美術館まで足を伸ばしたこともありました。それというのも、速水御舟の『洛北修学院村』が観たかったからです。
たぶん、私の日本画こと始めはこの絵だったと思います。
美術の中でも油絵を選択していたのですが、青と緑の色遣いがもともと好きだったこともあり(絵の具も異様にここらの消費量が多かった(笑))、この、それこそ青と緑まみれ(おい)の絵を、生で拝みたいと思ったからでしょう。

ところが、それとは別に惹かれる絵がありました--『炎舞』です。
でもこの絵が、件の『洛北修学院村』を描いた速水御舟によるものだと認識するのにずいぶん時間がかかってしまいました……いや、だって違うでしょ(^^;)同じ人の手によるものだなんて全然思えない。それほどにタッチやモチーフが違い過ぎて、ようやっと同一人物による絵だとわかったとたん、呆気にとられて素直に「スゲー!」と思いました……あはは、ものすごくアホな感想ですが、本当にそうだったから仕方ない(^^;)

さて、この速水御舟はじめ、何人かのお気に入り日本画家もできて(ちなみにトップは山口華楊。『幻化』サイコー!)おかげさまで私の日本画大好き路線は現在も続いてはいるものの、最も観に行きたい美術館へはなかなか行けないままでした。
それが、山種美術館です。

昔は単純に私が関西住まいだったからですが、東京在住が決まり、やった!行くぜ山種!と思った頃、山種美術館は閉館というか休館状態になっていました。
当時のあんまり詳しい事情はよくわかってないのですが、設立した山種証券が経営破綻したため休止状態に陥った……じゃなかったかと思います。

その後、一度だけ、ビルの1階に仮の棲まいとなった山種美術館へ行ったことがあります。でもここには錚々たる日本画のコレクションがうなってるはずだから、もっときちんとしたかたちで鑑賞したいなぁと思っていました。

それだけに、山種美術館の新装オープンは嬉しいかぎり。
折しもどうにか、私が東京へ行く用のある頃まで、ギリギリながら「速水御舟展」をやっています。嬉しいなぁ(^_^)『藝術新潮』特集してくれないかなーって楽しみにしているんですけど(ヘタな画集よりずっと写真の質はいいし、解説も面白い……値段、高いけど(^^;))、やってくれないなぁ……残念。

とは言え、特集はあちらこちらで(^_^)。
私がチェックできたのは、『日曜美術館』(NHK)と『美の巨人たち』(テレビ東京系)でしたが、前述どおり、相も変わらず「同一人物の描いた絵とちゃうやろ!?」というツッコミ入れまくりたい(笑)多彩な描写っぷりで、つくづく面白い人だなぁと思うわけです。

作品リストをチェックすると、『炎舞』『名樹散椿』等の重文作品から写生や素描等幅広く観られそう。とっても楽しみです。
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by gyohm | 2009-11-01 15:46 | アート
うっかり本放送を逃したので、再放送を録画して観ました(BS-hi)。

アラーキーこと荒木経惟さんの名前の読みが「のぶよし」だって知ったのはついさっきです(おい)。だって、アラーキーで通じるぢゃん……と開き直ってみてもナニですが読めないっすよね、のぶよしだなんて(笑)。

それはさておき、今までカメラマンとして有名な人、としか認識がなかったのですが、件のミスドCMで一気に興味を抱き、しかもこの番組では彼のお相手がNHKの中でも私のお気に入り女子アナNO.1の早苗ちゃん(おいおい)こと上田早苗さんだったので、きっとおもろいことになるだろうと思っていたら、最初は珍しくちょいと硬かった早苗ちゃん(友だちではありません。ウチの家ではそう読んで親しんでるだけ)もアラーキーのお人柄に触れてかテンション高となって予想どおり。
……ていうか、あんなパワフルな人の側にいたらテンションも高くなるよね(笑)。ミスドの店頭にある玉木くんの写真入りリーフレットでも、撮影中は玉木くんもテンションアップしていたとの記述がありますが、推して知るべしと言うべきか。

で、私自身もまた、彼の作品群にあっという間に惹かれていったわけですが、とくに奥さんことまさに相棒とも言えるようこさんとの新婚旅行と、彼女の葬儀前後の写真に見入ってしまいました。とくに後者の方でえっ?と思い、かつそれは私も父の葬儀のときに見たかったかもしれないと思ったのが、火葬場の煙。あれも本人さんが撮ったのか、それとも弟子さんに依頼したのか……依頼したこと自体がすごいと思う。いかに彼女を愛していたかということと、まさに自身をさして『写狂人』と言わしめるだけのことはある。
あと、この一連の写真の中で印象的なのが女の子の看板。ネコももちろん大事な対象ではあったでしょうけど、私はむしろこちらが強く残りました。写真集自体を観たらまた変わるかな?

……で。
ミスドは玉木&アラーキーのコラボな写真集を出さないのかもったいない(結局それかよ(笑))。
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by gyohm | 2009-10-18 17:15 | アート