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暁(あかつき)によるゴッタ煮ブログ【ぎょーむ・ほーこく】。局地的に広く中途半端に深い(笑)趣味で展開してまいります。


by gyohm
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カテゴリ:舞踊・ダンス・演劇( 7 )


舞台「危険な関係」感想


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先週、初日と2日目を観劇。ネタバレはほぼないと思われます…原作は古典なのでそういう意味では多少あるかもしれませんけど。

初日の座席は1階左端のバルコニー席(と言ってよいかしらん、1階だけど)。そのため、舞台には近いけどちょっぴり観づらい場所ではありました。

初日の舞台開幕時はほんと水を打ったようにしーんと静まり返って、こちとら音楽が流れたり緞帳が上がったりで慣れてる身には、結構ハードな待ち時間ではありました。
まあしかし、幕が開けばセシルの可愛いドレス姿が目の前に。
そしてその横で華やかでしかしどっしりとした姿でメルトゥイユ侯爵夫人な鈴木京香 さん。
女性陣のドレスはほんと美しいので(和風な帯風の様子とか)、やっぱり絶対、舞台写真集なパンフレット欲しいですよ。

そうそう。和風といえば舞台装置もフランスなはずなのに日本庭園があったり、時々誰かが生け花していたり(笑)。床も畳風でした。扉はふすまのように開きます。ただしガラスの引き戸。これは後でいろいろな場所や間仕切りに変化して面白い。
これも改めて観たいから、やっぱり舞台写真集欲しいです。

ヴァルモン子爵(玉木宏)登場。わかってはいたけれど、異様な華っぷり。彼はドラマや映画でも脇なら脇できちんとこなすことは皆さんご存知のとおりだろうけど、舞台はそうじゃない。主役以外の何物でもない。

登場してメルトゥイユ夫人と向き合うといきなり生チュウでびっくり(ゲネプロ報道で知ってたけど)。やっぱり生で観ると驚かざるを得ない…腰がひけてチュウ下手とか悪いことさんざん言われて正直鬱陶しいと思っていたから、ぜひ見せてあげたいぐらいナンコレな自然チュウ(笑。チュウ連発しすぎ)

以降、2時間半(休憩15分含む)の舞台のほぼ全部に玉木くんは登場していて生着替えやらチュウやらエ〇シーンやらあるわけですが、魅せる体躯の素晴らしさはもう報道されているとおり。

チクビ禁wwとか何のその!!な見事な脱ぎっぷり。そしてそれに見合う見事な筋肉で、共演の高橋惠子さん絶賛のとおりです。私は玉木くんに関して言えば細いほうが好きなので、ムキムキなのは苦手なのですが、ここまで美しく整えられた様子を見せつけられると、いやもうありがとうございますごちそうさまですと拝むしか(笑)。
声もよく通り、見事に、他人に着替えをさせる地位の人物になりきります。御館様(織田信長)や源氏の棟梁(源義朝)を演じたときにも言えるけれど、気位の高い人を本当に見事に体現する人だと思います。本人さん、いたって気さくな兄ちゃんなのに…(もちろん本当のところは知りませんけど<おい)

以降、演出含めネタバレにならぬ程度に内容のことを。

怒涛のセリフ量と、ヴァルモンvsメルトゥイユの丁々発止のやり取り、時折エ〇シーンとともに紡がれる隠喩満載な語り。前半はそれでもそう気づくほどにはついていけましたが、そして幕間後から終劇までの畳みかけるような展開に、初日は正直追いつかず、ちょっとぼぅっとしてしまいました。

初見の方は、だからできるだけ人間関係と流れを知っておくほうがいいかもしれません…と玉木くんも千葉雄大くんもインタビューで言ってますね。私は、マルコヴィッチ版のDVDを購入して安心して観ない、といういつもの調子ですが、「子爵ヴァルモン」(さいとうちほ)はすぐ読み、高校生版の「クルーエル・インテンションズ」をたまたまCS放送でやっていたので録画してこちらは観ました。かなりの亜流で、流し見のつもりでしたが、これはこれで面白かったので残しています。まあフランスじゃなくてアメリカ!な展開ですけどね(笑)

2日目は、なんと最前列のほぼ真ん中という席で、ヴァルモン子爵が目の真ん前に立つわチュウしまくるわ(笑)脱ぐわで観ること自体も大変でしたが、内容や演出の意味合いはよくわかるようになり、またよく観ることのできる場所にいたこともあり、初日ではわからなかったことがよく理解できるようになりました。

初日でちょっと受け付けなかったラストですが、ここはヴァルモンの伯母ロズモンド夫人の、メルトゥイユすら出し抜く堂々な存在感っぷりがわかり、腑に落ちました。演じられている新橋耐子さん、この舞台まで存じ上げなかったのですが、ぐっと引き締めてくれているなぁと改めて思いました。

メイン共演者の方々のことを。
鈴木京香さんのメルトゥイユ、見事な悪女っぷり…ですが、可哀相な人。可哀相なんてよけいなお世話だわ、とあの凛とした声が聞こえてきそう。テレビではそれほどではなかったけれど、この舞台で惚れましたw

野々すみ花さんのトゥルヴェル法院長夫人。
正直もう少し夫の姿がチラ見えしててもよいかとも思いましたが、ヴァルモンによってどんどん深みにはまっていく様子が見事でした。一番舞台で見慣れてる人といえるので、ある意味安心、安定。

千葉雄大くんの騎士ダンスニー。
初登場での白靴下ダサッ!(おい)も演出のひとつかもしれません。
前半の飛び跳ね可愛い…彼が登場すると一気に明るくなります。けれど後半の仄暗さからの激情への変化っぷりとの対比が面白いですね。アナコンダな玉木くんの腕に毎回触れられるなんて羨ましい(そっちか!)。

今回、ロズモンド夫人ともども興味深かったのが、従僕のアゾランと演じる佐藤永典くん。こちらも知らなかったので、写真をふぅん程度で眺めていたのですが、実際の舞台になると腹に一物抱えてる(というかぶっちゃけ小遣い稼ぎしたいw)けれど、主人のヴァルモンは気に入っているという様子が見え隠れしていて良かった。

さて、2回目に今回の舞台でもっとも前(最前列!ほぼ真ん中!)だったので、以降は遠目に眺める座席ばかりでちと寂しくもあるのですが(贅沢)無事終わるまで、東京~大阪の公演を追いかけ、応援したいと思います。



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by gyohm | 2017-10-15 02:31 | 舞踊・ダンス・演劇 | Comments(0)

大千穐楽を迎えた3月27日からとうとう1ヶ月超えてしまいました。
とにかく忘却の彼方~となってしまう前になんとか書き切りたかったけど、否応無しに時は過ぎゆき……いやはや。
このブログの過去記事をほぼ公開に切り換えてから改めて昔に書いたものを見るだに、筆マメだった自分がうらやましく思います(^^;

まあそんなボヤキはさておき(笑)。

つづきはこちら。
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by gyohm | 2013-04-29 14:24 | 舞踊・ダンス・演劇 | Comments(0)

舞台が終わってからもうそろそろ1ヶ月経とうとしているところで、このようにだらだら感想書いている私も私ですが(笑)、出演者の方々も思い出深いのか(多少、収録時期等もあるかもしれませんが)公演のときのよもやま話をしてくださっていています。別所哲也さんや酒井美紀さんのラジオ番組やブログでのちょっとしたコメントも嬉しいですね。
それほどに、この舞台は印象深いものだったと思います。

とはいえ。
私が初めて観たときの感想は、例の澤田サタさんご本人ご鑑賞回でもあったので感動もいや増しだったのですが、いくつか思うところも。

つづきはこちら。
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by gyohm | 2013-04-21 17:20 | 舞踊・ダンス・演劇 | Comments(0)

3月は毎年たいへん多忙な頃であり、せっかく咲きかけた桜すら見逃したまま4月となり、気がつけばお花見どころか葉桜の時季すら過ぎてしまっていることが多い。
けれど、今年の春は違う。
満開の桜を観た。それも8回もだ。
もっと多い人もいるだろう。だが比較することに意味はない。私にとっての、素晴らしい8回の花見だった--ただし、“舞台上の”という注釈が付くけれど。
それほどに、私にとって舞台『ホテル マジェスティック』という作品は、桜の印象が強かった。

つづきはこちら。
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by gyohm | 2013-04-14 22:47 | 舞踊・ダンス・演劇 | Comments(0)

全日程が終わり、パンフレットや玉木くんがベトナムに行った折撮影したフォトブックを眺めたり、オープニングに流れていた「風に吹かれて」をiTSで購入して聴いたりしています。
(ボブ・ディランが御本家。でも舞台で使われていたのは Peter, Paul and Maryのようです)

舞台で実際に演じている玉木くんやキャストの方たちやスタッフさんは当然ですが、舞台追っかけてるこちらもそれなりに楽しくもハードな日々でした(笑)。まあさすがに、23公演コンプリしてる人もたぶんいるでしょうから、それにはとても及ばないまでも、私なりによくやったよ>8公演行き

初日、玉木くんファンクラブの貸切公演(東京・大阪)、そして名古屋での大千穐楽(サタさん演じる酒井美紀さんが「千穐楽」と表記されているので見習おう)には最初から行けないことがわかっており、やさぐれにやさぐれて意地になって東京・大阪と行ける限りのものをファンクラブ経由でエントリ、チケをゲットして行脚してきました。
名古屋に行けなかったことだけが心残りですが、東京楽日、大阪初日~祝土日の大阪楽日までの合間に、ぷらぷらと行けたあたりの思い出をば(^_^)

つづきはこちら
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by gyohm | 2013-03-31 15:59 | 舞踊・ダンス・演劇 | Comments(0)

3月9日(土)東京公演のマチネとソワレの両方観てきました。
舞台の感想は後ほど。
→ ホテル マジェスティック公式サイト


初台駅から新国立劇場へ向かう道すがら。
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『ホテル マジェスティック』をアップに。
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新国立劇場のエントランス。立派だ~!
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ようやくポスター。先の案内の方にもポスターつけてくれたらいいのになぁ。
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ご協賛やCM採用の会社からのお花は一番良い場所にどどんと。
そしてこちらは玉木くんの共演者さん方あたり。
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鶴瓶ちゃんと渡辺謙さんのは逆光だったのでちょっと色変わってます(^_^;
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ゴダイゴファン的にはこの方(笑)--奈良橋陽子さんから、共演の別所哲也さんへ。
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タイムスケジュール。
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パンフレットと、今回の観劇で大活躍の双眼鏡。
カメラは無理(´д`)なので、せめてもの…と、こちらを奮発。おかげで遠くからでも玉木くんの表情がクッキリハッキリ見えます。
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by gyohm | 2013-03-10 17:29 | 舞踊・ダンス・演劇 | Comments(0)

舞台「ピアフ」


大阪・森ノ宮ピロティーホール3日間興業の中日ですが、行ってきました。

ちなみにこのホールへ行くのは今回が初めて。
どんなんかなーと思いつつ向かいます。
地下鉄の森ノ宮駅2番出口を出て右側を向くとすぐわかります。

玄関口には、大きな幕がどーん!
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私が行った2月23日は、ちょっと冷たい雨が降り始め、外で並ぶのは困ったなぁと思っていたところ、早めの入場となり(ただしロビーまで)、進みます。ホール入る間際の看板には、大竹ピアフと、玉木くんの舞台のポスターが並んでいてテンションアップ!
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3月また来るからねー(´▽`)と嬉しく思いつつ。

改めてホール中のポスター(大)。
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正直申せば、大竹さん以外で私がわかる人は…テオ役の碓井将大くんて人ぐらいかな。
パンフは買ったけど、全く予備知識なく鑑賞して後からパンフでチェックしたけれど、結局彼しかわかりませんでした。ただし顔と名前だけで、どこで見たんだったっけ…とググってみたら、なんと映画『山本五十六』ヒット。パイロット役…ああ、あの一番先に撃墜されてしまったパイロットだとわかりスッキリ。

まあしかし、そういうことで妙にどこそこのダレという色眼鏡なく舞台を楽しむことができました。

ただし。
エディット・ピアフを扱ってるということに関しては全く別物です。
なんせピアフは私が最初に大好きになったシャンソン歌手。幼い頃にTVで観たピアフの映画で(伝記映画は、オスカー受賞のマリオン・コティヤール版入れて3作あるようですが(wikiより))その歌声に衝撃を受けて以来の、それなりに年季の入ったところに加えての大の越路吹雪ファン(笑)。彼女の「ピアフを歌う」CDやDVDをガンガン観たり聴いたりし、ピアフについての舞台は、美輪明宏版と安蘭けい版を鑑賞してきたので、今回、歌を生業としていない大竹さんが、いったいどんなピアフを演じるのか歌うのか--

大竹さんの舞台を観るのは初めてだけど、舞台女優としての地位をどーんと確立されていることはよくよく知っているので、たぶんあのドラッグに冒され荒くれたあたりや、件のボクサー、マルセル・セルダン以外にも次から次へとさまざまな男性と関わった女性としての可愛い面や、最期あたりの枯れた表情などは上手いんだろうなぁと想像に難くない。

でも。
ピアフは稀代の歌姫ですからね。いくら演劇上とはいえやっぱり歌を聴かせてくれないとダメなんですよ、私にとっては。

というわけで、正直、一幕は演劇シーンでは、あの少ししゃがれたというかガラガラ声での演技は眺めていましたが、歌のシーンになると、よく声出てるなぁ…ぐらいの感心はあるけれど、それ以上のものもなく、あ、もうちょっとここ、声が出てくれたらな、とか気になり出すと醒めてしまう。まあつまりは、そこを残念に思うほどに舞台内容を楽しんでいたわけですが(笑)。

ところで一幕で、「リリー・マルレーン」の合唱があったのには驚きました。「リリー…」も大好きな歌であり、その背景ごと一時はまって、映画を観たりさまざまな歌手の歌を集めたりしたので嬉しかったけれど、何故ここでピアフの歌で通さず「リリー」を?と思った後に、マレーネ・ディートリッヒ役の人が出てきたのでなるほど、と(笑)
※リリー・マルレーンはしかし、御本家ララ・アンデルセンのが好きです。

一幕60分、休憩20分の後、二幕は90分。
二幕は、ピアフと関わる有名どころの男性が次々登場します。
イブ・モンタン、シャルル・アズナブール(ガンダムのシャアの元ネタ?(笑))、そしてギリシャ人テオの登場で、舞台がもうすぐ終わることがわかります。

ドラッグ(モルヒネ)の注射シーンは、えもいわれぬ狂気を感じさせて結構お気に入り。腕を縛って血管を浮き立たせるためにスカーフをきり…と歯で咥えるところがとくに。

その一方で亡くなるときは実に静かな表情でした。1963.10.11。実際に亡くなったのはこの前日とかいう話もあるのですが、もっぱらこの日付ですね。

それにしても…BGMで流れるわりに歌のシーンでは出てこない、私の最も好きなピアフの歌「水に流して」は歌わないのかな、亡くなっちゃったよ~?と思った瞬間、亡くなったピアフの魂として、よぼよぼとした晩年の姿からいつもの黒いドレスへと変わっての、実に朗朗とした歌声でした。

これは良かった。

もちろん、大竹さんは歌手が本業ではないから、あともう少し声が伸びれば、というところも多々あったけれど、あらゆる経験や思いが昇華されたような歌声でした。
これは拍手!本当に良かった!

#「水に流して」は、岩谷時子版歌詞なので、これに馴染んでいる私には、なおさら嬉しいことでした。


さて。
「リリー・マルレーン」に続きちょっと不思議だったのは、「愛の賛歌」の扱い。
他の映画や劇作品では、マルセルが亡くなった後にできたというか、この歌をもって再び歌手として復帰するような描かれ方をする場合が多かったように思いますが、この舞台では、生前に出て、さらっと歌ってました。
まあ晩年の「私の神様」が、舞台ではもっと前に登場しているぐらいだから気にすることもないけれど、思ったより軽い扱いだった気がします。
もっとも、私はそれほど嫌には思っていません。なんせ「水に流して」さえ重く扱ってもらっていたらいい質なので(だから、『マダガスカル3』で「水に流して」がフランス語で流れたときの驚きたるや(笑))。
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by gyohm | 2013-02-24 18:24 | 舞踊・ダンス・演劇 | Comments(0)